ハイジのヴェトナム🇻🇳日記はコチラ🌴

2023-08-22 04:25:00

03/30 フエ2日目 王宮 ドンパ市場 ティク・ナット・ハン

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0330 Hué2日目

 

メールチェック等をしてお手製バインミーを食べたら、早いうちに王宮観光に出かけた。

銀行も開いていたので1万円をチェンジ。

 

王宮は、広大で美しい。

入場料は、200.000VND。

ヴェトナム戦争中に破壊された太和殿は修復中。

中国の影響を受けた東アジア文化を感じる建築物だった。

ほとんど煉瓦や石造のように思える。

まだ戦争の記憶も残っている世代の人々も多いはずだが、今は自由と豊富なモノを享受して、混沌とはしているが、活気のあるヴェトナム。

 

王宮出口が入口とは異なり、裏口のようなところに導かれて、門を出ると今いる場所が何処だか、分からなくなる。

iphoneのバッテリーも落ち、AndroidもWiFi無しでは地図も見られない。

方向を推測し、道を曲がるが、益々知らない路地に入り込む。

最悪はバイクに乗せて、と頼もうかと思ったが、対岸のビルがチラリと見えたので、王宮街、門の外の幹線道路へ向かいたいと、バイクや車の流れる方向に付いていく。

何度も不安になったが、自分の勘は的中し、無事に王宮外の川沿いの幹線道路に出ることが出来た。

 

帰り道、列車内のトイレに備えてティッシュを買いにコープマートに寄り、フードコートがあるのに気づいて、ローカルフード的な米麺を食べる事にした。

ここなら、屋台より安全な気がした。

素麺のコシを強くしたような白い細い麺にパクチーや唐辛子、ソーセージとハムが乗っていて、タレを3種選んでかける。

100.000vndしない値段だった。

辛いが美味しくはある。

 

宿に戻り、荷物をまとめ14時チェックアウト。

超過料金が400.000VND位。

フエ駅に向かい、何とかスーツケースを50.000VNDで預かってもらうと、ティク・ナット・ハンゆかりのトゥヒエウ寺へ。

ここまで来たからには、行くしかない。

しかも徒歩で行ける距離なのは、行くべきだからに決まってる!

 

列車は、20:55発なので時間はたっぷりある。

Googleマップを頼りに坂を上がり、小路に入り、どんどん山道を上がる。

狭い小路には家が立ち並び、田舎の風景だ。

車が通れる程の道幅がなく、バイクが日常の足のようだ。

 

至る所に日本を感じると言えば、このバイク。

地球上で、日本しかバイク作ってないのかと思えてくる。

日本ではもう趣味の乗り物でしか無いけど、HONDA、SUZUKI、YAMAHA、(KAWASAKIは見なかったけど)。

レースでも大活躍の4大メーカー。

こんなにたくさんバイク作ってるメーカーある国、他にある?

 

放し飼いの裸犬のウロウロも、チョイコワイ。

注射してない犬に噛まれるのはゴメンだが、仏のご加護で、トゥヒエウ寺へ無事着いた。

 

観光客はあまりいなくて、蓮池の庭園も、本堂も、静かで本当に美しい。

欧米人のツアーバスが、1台いた。

ティク・ナット・ハンは、ダライ・ラマのような有名な平和運動家なんだろうから、ゆかりのお寺に来たいのだろうと思う。

もちろん私も。

本堂から、夕刻の読経が聞こえる。

ヴェトナム語だと思うが、お経だとわかる、あの節回し。

若い僧侶の後ろ姿や本像の姿、素晴らしい光景だった。

 

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ティク・ナット・ハンはここで、心穏やかに最期の時を迎えた事は間違いなさそうだ。

賽銭箱とおぼしき「福箱」が本堂の階段に置かれていたが、階段に、私には読めないヴェトナム語で注意書きも置かれていた。

上がってはいけないか、靴を脱いでか、写真を撮るなか、分からなかったので、お賽銭あげたいな、と思いつつ庭園から門を出た。

 

そこへ、THEヴェトナム風の円錐の蓑笠をったお婆さん、登場。

何か言いながら、物欲しそうに手を出してくる。

列車で食べようと思ったバケットを渡すと、傘にしまい、もっと、と手を出す。

レバーパテは食べるのだろうかと見せると首を振り、私の肩掛けバッグを指さした。

少ないけど、これ以上は帰れなくなるからと、1000VND渡し、振り切って帰ってきたが、お賽銭上げたいけどあげられなかった、と思った直後に現れた事や、仏教徒らしくレバーパテを受け取らなかった事、もしや仏だったのではと思ったりして。

少なくてゴメン🙏

帰りは、行きとは違う道をGoogleマップが案内し、車が通れる区画された高級住宅街のようなところを通り、フエ駅に戻った。

 

お腹が段々と不穏な感じになってきた。

何が原因かと考え、怪しげなものを捨てた。

コープマートで買ったものだが、レバーパテと、ホテルのウォータージャグの水。

ミネラルウォーターのはずだが美味しく感じなかった事、流行っていなさそうなホテルであれだけ大きなタンクが空になるには1ヶ月位かかるかもしれない。

他に食べたものを思い出すと、フードコートの麺に乗っていたのは加工肉とパクチー。

生野菜も危険と聞くが、コープマートだし。

 

安全そうなパンだけ追加で買って、待合室で食べていると、フエ姐さん登場。

カバンからミカンを取り出し、どうぞ、とくれた。

そこから彼女は、たくさん私に話しかけてきた。

英語のようなヴェトナム語のような。

 

会話したい人とは、翻訳コンニャク的な、スマホ翻訳機の登場だ。

彼女の方は、何故かヴェトナム語と英語の翻訳機なので、見せられた英語を理解しなくてはならない。

コチラは日本語→ヴェトナム語翻訳機でお返事。

幸い、不思議と難しさを感じる事もなく、会話は弾んだ。

 

何処へ行くのか、どこから来たのか、フエはどうだったか、フエの料理はどうだったか。

フエの気候は過ごしやすく、歴史を感じる美しい街だと答え、フードコートの米麺の写真を見せた。

彼女自身は麺は好きでないと言った直後、急に立ち上って、味付ご飯を買ってきて、半分分けてくれた。

「friedrice」だと翻訳機を見せてくれた。

「炒飯」だと私が言うと、うなずいた。

 

彼女は、フエはスピリチュアルなところだと言い、彼女の職業は、お腹を押さえstomachaer?で、ダニャンの近くに住んでいて、フエへは仕事で来たとの事だった。

胃腸科の医者?なのか、コルセットを作る人?なのか、良く分からなかった。

 

働き過ぎで疲れていて気分が優れない彼女自身は、炒飯を2,3口食べただけだったが、私の完食を喜び、自分の食べきれない残りと一緒にゴミを捨ててくれた。

何の見返りも求めない、ただ親切にしたいからしただけ、といったサバサバとした風情に、好感がもてた。

彼女の列車は、ハノイに行く私とは反対方向で、少し早い出発だった。

「ご親切ありがとう」とヴェトナム語翻訳を見せると、うなずいて去っていった。

 

ちょうどその前に「もっと英語やヴェトナム語で会話したいと思った」と、友人にLINEしたところだったので、フエ姐さんと言うより女神か菩薩か、とも思える。

フエがスピリチュアルな理由は、仏教徒が多いから?と聞くと、うなずいていたから菩薩かな。

 

2023-08-22 04:23:00

3/28-3/29 フエ1日目 南北統一鉄道 

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3/28-329  Hué1日目。

 

 

KOAは列車。4KOA1sheetで4両目1番という意味。

19時発フエ行きの列車では、若い母娘と同室になる。

1、2番寝台は下段。母は2番。4,5歳の娘が上段によじ上っていたので、席を交代すると、喜んでいた。

朝になり、娘は退屈なのか次から次に高カロリー菓子を食べ、騒いでみたり、スマホで動画を見ていたりして、車中を過ごしていた。

 

昼頃、南国リゾートダニャンに着くと、少し停車し駅もにぎわっているので、下りてみようとすると、同室の娘が追いかけて来て、手を引っ張る。

「下りちゃダメ」と言っているようだ。

母が娘が下りようとしているのを心配して追いかけて来て、娘に部屋に戻るように言ったが、娘は私が気になる様子なので、一緒に手をつないで、客室に戻った。

何もしていないのに妙に懐いてくれて、カワイイ。

 

フエに近づき15時頃には荷物をまとめ同室の母娘に挨拶をし、通路で景色を見ていると、ドアを開けた母が何か話しかけてきた。

内容が分からないので、スマホで翻訳しようとすると、母も素早くスマホ翻訳機を打って、見せてくれた。

「どうしたの?」と、心配だったらしい。

「景色を見ています」と打って見せると、安心したように笑った。

 

そして、その母娘もフエで下り支度をしていた。

フエでは、父親なのか、親戚の伯父?叔父さんなのかが待っていたようで、娘は嬉しそうに男性の腕に飛び込んでいった。

 

フエでも、タクシー、バイクの客引きに声かけまくられたが、断りまくって、ホテルまで歩いた。

歩ける距離のホテルを予約していた。

王宮やドンパ市場にも橋を渡れば近い。

既に、成田空港のカプセルホテルで荷物をしまおうとして、最後のジッパーが弾け飛んだ、ソフトスーツケースをゴロゴロ引っ張って。

 

出発前に、スーツケースを買おうか迷いに迷って、無印の機内持込サイズの37Lに決めたが、毎日バタバタで結局購入が間に合わなかった。まだかろうじてジッパー一つは生きていて完全には壊れていないボストンバッグ型のスーツケースで行く事になり、途中で壊れる不安はあったが、どうせ機内持込むならと思っていた。

しかし、結局、バックパックと合わせると機内持込はできず、なおかつ超過料金4500円かかる始末。。

 

フエは気候もホーチミンよりさわやかで、川沿いの歩道は広く、公園のように美しい。

 

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VNDを全く持っていなかったので、両替もしたかったし、シャワーも浴びたい。

チェックインしたホテルは、古いクラシカルな縦長の建物だった。テラス窓もパリっぽい。

 

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が、蛍光灯とゴムの健康サンダル、真っ赤な地に派手な花柄のぶ厚い毛羽立った毛布が、若干不似合に思える。

 

両替所は銀行か市場でとフロント女性に聞いて、ドンパ市場まで歩く事にした。途中にVetnumBankもあったはず。銀行は17時近くだったので閉まっていた。市場付近の両替所も開いているか微妙。

 

COOPMARTという現代的なスーパーマーケットがあり、遅くまで開いている事も分かり、現地通貨がなくても、クレジットカードで食料を買えそうで一安心。

市場をチラリと観光。庶民の市場という風情で、肉や魚が捌かれて売られていた。

南国フルーツに野菜もたくさん。

屋台もたくさん。

 

現地通貨も無いし、お腹を壊すのも心配だったので、市場は見るだけでコープマートヘ行き、ビールとモヒートの飲みきり瓶、フランスパンバケット、パテ、ナッツ、6Pならぬ8Pチーズ、手で皮が剥けるミカンを買った。

計192.000VND位。

3年前位に書かれていた旅行記などに比べ、それ程物価が安いとは感じない。

 

宿に戻り、シャワーを浴び、バインミーを作って、ビールで乾杯。

翌日、夜まで時間があるので、王宮とティク・ナット・ハンゆかりのトゥヒエウ寺へ行こうと計画。

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