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04/02 ホーチミン 路線バス
04/02 再びホーチミンへ。
ハノイからKOA3担当の女性鉄道員がいることに気づいていた。
一人1車両担当らしい。
彼女は夜中も、駅で荷物を出し入れしたり、ゴミを集めたりよく働く。
メガネをかけたショートカットのヘアスタイルで、まだ中年には差し掛かっていないであろう女性。
化粧っ気がなく、タフそうに見える。
まだ30代になっていないかも。
ハノイから2泊する車中、彼女がいつも働いている様で、寝ていないように見えたので、何回かすれ違う時に、眠ったか聞いてみた。
彼女は通路の折り畳み椅子を指さして、ここで、とうなづく。
ホーチミンに着く早朝、ついに彼女が折り畳み椅子を広げ、毛布を掛けて眠っている姿を通路で発見。
何だかホッとした。ヨカッタ。
再びサイゴン駅。暑い。
朝早いので、歩くなら今だと、ベンダイン市場まで行ってみた。
「オネサン、ナニホシイ?」とカタコト日本語で声かけられて、何一つ欲しい物が無い事に気づく。
それならと近くにあるらしい三井住友銀行に行って見る事にした。
途中、HCMCでの初めまして、のお土産を買いに、高島屋があったので寄った。
ハイクオリティの日本式サービスに、しばし癒やされる。
日本のお菓子が高値で売られている。
シャトレーゼのおかきなんて5,6枚入って350円位で一番安いから、職場への差入にしてたのに、1箱36枚350,000VND。
1枚10000vnd弱だから約60円で、まあ、日本と同じ。
デパートに来たが、ココは八ヶ岳にちなみ、という事で、日本土産はシャトレーゼのおかきに決定。
何人スタッフいるか、よくわからないし、大入りで。
試供品としてスコーンを2つも入れてくれた、大サービス。
途中でハイランドコーヒーに寄ったので、未だお腹は空いていない。
これから行く7区の公園でピクニックランチにしようと、デパ地下で美味しそうな、NORDICハードパンを買った。
サラダも、来る途中にあったファミマにびっくりして、思わず買っておいた。
マップを見ていると、三井住友でなく、なぜか三菱UFJ銀行ホーチミン支店に案内される。
ATMで日本円引き出せるかもと思ったが、日曜でやっていないし、ATMなどないビルの中の現地支店オフィスだった。
いよいよ7区へ出発。
Googleマップで1番バスから139番バスで行ける事が分かっていたので、川沿いのバス停で待つ。
1番バスは2回目で、キャッチ。
車内はガラガラで、下りるところまで一本道で、徴収係も運転手も親切だった。
ここまで楽勝だったので気を良くして、乗換は139番バス。
マップでは歩く必要なく、降りたバス停に来るような感じだ。
139番もキャッチして乗り込む。
近くの乗客たちに、ここに行きたいとマップを見せると、この路線の最後のバス停だと言う人もいて、口々に何やらアドバイスをくれる。
しかし何故か、リアルタイムマップでは、バスは行きたい方向から離れていく。
もう一度見せて、7区のNam Vien Parkに行きたい、と言ってみた。
そこから何故か、バスが騒然となり、運転手もNam Vien Park!Nam Vien Parkだと!という感じで連呼する。
誰かが、GoBack!と反対側を指さして、違う方向なのだと分かった。
下りて引き返そうと、I learve off the bus,next.と何とか言ってみたが、乗客に止められた。
運転手を指さして、あの男に聞け、と言っているようだ。
結局、バスは、たくさんバスが停まっているターミナルに入り、乗客は、全員下りていた。
運転手は、私のスマホを見てから、笑顔で窓の外を指指して、あれに乗れと教えてくれた。
乗ったバスは、家族連れが遊んでいるように見えた。
運転手と妻と小さな子ども2人。
えっと、個人営業なの?タクシードライバーみたいに?と思ったが、時間になるとエンジンがかかり、料金を入れるように促された。
前の運転手が交渉してくれて、次の運転手に私がNam Vien Parkで下りる事は、引き継がれた。
このバスにも139番と書いてあるので、何が違ったのか、不思議に感じた。
だが、ナルホド分かった!
1番バスを下りたら、その反対側から139番に乗るべきだったのだ。
139番バスが山手線のようにグルグル回っているならだけど、1ラウンド毎にターミナルに入るんだ!
バスがNam Vien Parkに近づくと、運転手の妻が合図してくれて、無事下りることができた。
ホーチミンは、熱帯のようだ。
フエヤハノイの気候はもっと過ごしやすい。
ここはまさに外国人居留地で、カナダのインターナショナルスクールや、日本、台湾、韓国など各国駐在員の子ども達のための現地学校があり、高層マンションと広い公園が広がる。
ファミマやセブンも、ヴェトナム🇻🇳チェーンのハイランドコーヒーもある。
ここは、価格調査をして、ファミマのコーヒーをテイクアウト。15,000VNDで、日本と変わらない。
ハイランドコーヒーはラテM75,000VNDだから、500円弱。
よく考えると物価安くないね。
ハードパンにサラダ、チーズ、ソフトフランスの残りにミカンでフルーツサンド。
ついに着いたNam Vien Parkのベンチで、至福のランチ。
しかし暑い。2.5km30分は徒歩圏内と言ったものの、この一番暑い時間に歩くのはしんどい。
139番バスに乗って、今夜の宿へ。
下りてから、ガヤガヤした町をスーツケースを引っ張り歩く。
さっきのNam Vien Park周辺はやはり、別世界だ。
ホテルは、いわゆるラブホだとおもわれる。
フロントの男性は自営の地元の方、といった風情。
英語で話そうとすると、NoNo!わかんないよ、と手を振る。
ホーチミンの暑さの中では2.4kmは遠いし、やはり外国人居留地の方がキレイだ。
安いのはこういう理由ね。
3000円で他の宿が取れたので、連泊はキャンセル。
それでも、列車2連泊明けなので、シャワーを浴び汗を流せて、着替えられ、大きなベッドに眠れるのは、助かる。
ココでも、ネカフェでも2等列車でも、軽トラでもテントでも私は楽しめるが、だからと言ってホテルのスイートだって自分に過ぎるとは思わないようにしたい。
私の旅だし、豊かさは常にある。
私の経験は、コレだけは、他人が大金払っても買えない、価値があるのだ。
明日は早く起きて、荷物をまとめ、涼しいうちに歩こう。
向こうでCafeに入って過ごしたほうが良さそうだ。
バスは、Nam Vien Parkに向かう、ちょうどよい路線がない模様。
バスは、1乗り6,000vnd。
コレはgrabバイクより安いので、路線バスに乗れれば、HCMCでの生活圏が広がる予感がする。