ハイジのヴェトナム🇻🇳日記はコチラ🌴
0809 CAN THO-HCMC
HCMC行きのFUTAバスの予約は、昼の12:00。
DALATの窓口で直接購入したので、165kvnd。
4時間程でHCMCのバスステーションに着く。
チェックアウト前の、カントーでの朝食は、バインミーと決めた。
調べて、マーケットの近くにある人気店に行く事にした。
目玉焼きとトマト煮込ハンバーグ的なおかずと一緒に食べる。
ここもTHEローカル店で、観光客は私一人だった。
バインミーのバゲットは、どこの店でもカリッと焼いてある。
ハード系パンが好きな私としては、嬉しい限り。
宿まで最後のカントーを散歩しようと、クルーズ船のある港の遊歩道を周り道したら、ホテルやレストランの私有地がどこまでも続いて曲がれず、相当大回りの長い散歩となった。
港沿いは、静かで美しい南国リゾートという雰囲気である。
HCMCでもそうだが、雑多なローカルな場所と、外国人観光客向けの、広々とした美しい景観の場所とのギャップがある。
ヴェトナム駐在の外国人たちの住むレジデンスと呼ばれる高級マンション。
レジデンス付近の広々とした美しい公園で外国人家庭の子どもが遊ぶ。
美しい場所は国民の為のものでなく、外向けの応接間、迎賓館といったところなのだろうか。
もちろん、観光客向けの店は価格も一流で、外国人たちは金払いが良く、商売するには良いお客さんであるが。
昔々の子どもの頃、家のシャンデリアが吊るしてあってソファやテレビがある部屋の事を居間ではなく、応接間と呼んでいた友人を思い出す。
家族が集う場でなく、高級品だったテレビやソファ、シャンデリアで飾り、お客をもてなす為の部屋を作りたかった親世代たち、それはもっと昔からの名残かもしれない。
自分たちの生活の質を考えられるようになって、応接間から居間リビングと変化したのだろう。
10時にチェックアウトをすると、キャリーバッグを転がして、カントー最後の時間を過ごす。
バスステーションに行くgrab taxiを呼ぶまでの1時間は、近くのcafeに行く事にした。
コーヒーを頼もうかと思ったら、アルコールメニューもあったので、tigerを飲み、タクシーを待つ。
ヴェトナムは、コーヒー豆の産地でもあり、植民地時代の仏文化の名残か、オシャレなcafeも多い。
日本はあまり出回っていないという、ヴェトナムコーヒーのロブスタ豆。
クセがある為、ヴェトナム土産には、世界中で飲まれるアラビカ豆を選ぶ事、というアドバイスをよく見るが、出回っていないからこそ、ロブスタ豆を飲んでみたい人も多いと思う。
※私の友人からは、ロブスタ豆ご指名でお土産リクエストがあった。
ロブスタ豆の方が価格も安いので、ヴェトナムコーヒーフィルターと共にお土産にするのも、個人的にはオススメである。
私もスーパーマーケットで買ったコーヒー粉を、ヴェトナムコーヒーフィルターで淹れて、毎朝飲む。練乳も必要なく、豆乳や牛乳でカフェオレにしている。
ココナツオイルフレーバーのものなどもあるが。。
バスは、もうお馴染みとなった2段ベッドの上段でくつろぐ。
途中、サービスエリアで休憩するのも、分かってきた。
今回は、バスの運転手さんが親切な人で、私が休憩時にバスを降りる時、サッと運転台横の貼り紙を指差した。
そこには、サービスエリアでは20分間停車し、休憩する、という説明が英語で書いてあった。
ヴェトナムで長距離バスに乗った体験談をネットで見たが、休憩停車のバスの発車時間がいつか分からず、置いていかれないかドキドキした、と書かれていた。
大体、トイレを済ませて、売店で何か買う位の時間はあるとは思ってはいたが、今回運転手さんが明確に教えてくれたので、ありがたかった。
THEローカルな場所は、AWAY感がハンパない。。
外国人には、言葉が通じないので、めんどくさそうに無愛想な人もいるのだが、このドライバーさんは、顔は怖かったが、行動はとても親切だ。
外国人だと見てとって、わざわざ声がけをしてくれたのだ。
貼り紙はどのバスにもあるのかもしれないが、貼っている事を指差して教えてくれたのは彼だけだった。
ありがとう!思わず言うと、彼も嬉しそうだった。
夕方には、HCMCに無事到着。
長旅は終わった。
バスステーションはHCMC郊外にある為、帰宅の為、路線バスに乗りたくてウロチョロしたのだが、バスステーションにいるのに、乗りたいバスは来なかった。
grab taxiで1区まで行き、帰ったらずっと食べようと心に決めていたHUYNH HOAのバインミーを買い、いつもの路線バスで、アパートに戻る。
07/25にここを出てから、日本、ダラット、カントーと巡り、約半月の旅。
バインミーにかぶりついて、ビールを飲んで眠る、幸せ。