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2023-08-22 04:48:00

0807 DALAT

 

ダラット最終日。

20時ダラット発の夜行バスで、カントーに向かう事にしていた。

10時のチェックアウト後、キャリーバッグを持って夜まで過ごすので、ダラット駅で機関車に乗り隣村の観光、駅のチョコレートcafe、ダラット名物ネムヌンの昼食、ナイトマーケットでダラットピザ、という市内の観光を予定に入れた。

 

 チェックアウト後、駅までキャリーバッグを転がす。

坂が多くて一苦労。

grab bikeに何度も声を掛けられるが、 bikeじゃ無理でしょ、と思う。

最後は、もちろんタクシーでバスステーションまで行くが、それまでは多分転がして行ける。

ダラット駅は、予想通りクラシックな可愛らしさ。

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トイレまで、クラシックと言うか、コレはちょっと。。

 

発車時間まで1時間以上あるので、駅舎にあるはずのチョコレートcafeへ。

ぱっと見、駅舎内に普通のcafeしか無く、この店舗に変わったのかと思ったが、念のためグルッと駅舎を回り込む。

駅舎の横、奥に、口コミで見覚えのあるchocoの看板を発見。

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LAVIETと言い、ココといい、あるものを活かしつつお洒落な空間である。

オレンジ色のベトナムランタンを吊るしてあるが、アジアンになり過ぎず、全体的にはシンプルで無機質でスタイリッシュな感じ。カードも使え、ドリンクの値段も日本と変わらない。

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チョコレートの入った小さなムースとコーヒーを注文。

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窓口で往復切符を買い、レトロな機関車に乗り込む。

アジア人観光客ばかりだが、日本人は私だけのようだった。

言葉や雰囲気では、私には中国人なのか台湾人なのか、はたまた、もしかしたらヴェトナム人なのかよく分からない。

ヴェトナム語も中国語も音の上り下りが多いように聞こえるので、ヴェトナム人、又はヴェトナム語と、はっきりと断定する自信がない。

後は圧倒的に韓国人が多そうだった。韓国語は何となく、中国語とは響きが違うので分かる。

窓の外には、メルヘンな町並みが通り過ぎて、車内皆んな携帯電話で撮りまくる。

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撮って欲しいと、韓国人女性から声をかけられて、シャッターを押す。

交代で撮りましょうか、と言ってくれたが、セルフポートレートの趣味が無い事に今さら気づいて、大丈夫、と笑顔でお断りをした。

なぜか、機関車の中でキックボードに乗る子どもが。。(笑)

 

職業柄、子どもを見ると、話している言葉を聞かなくても、表情と雰囲気だけで日本人かそうでないかが、瞬時に分かるようになっている事に気づく。

大人は綺麗に世界標準化された化粧やファッションで、子どもほど分かりやすくないのだが、日本人の子どもは一言で言うと、小さくてもお行儀が良く見える。

幼稚園でも、自分の事は自分でする様に躾けられ、友達との関係の中で我慢を学ぶ事が重視されている。

日本で生まれ育つと当たり前の環境で、当たり前に日本人になっていくのだが、ここでは日本人として育てたいのかどうかを、意識的に選択する事ができるのだ。

良くも悪くも。

 

機関車は、チェイマット村(スイスのツェルマットに響きが似ているかも)という隣村に40分停車し、またダラット駅に帰って行く。

下りる前に、停車時間は40分で、発車すると、車掌さんから注意を受ける。

まさにダラットレジャーランドの観光列車なのだ。

40分の停車時間で行ける、近くの派手な寺を見に行く人が多い。

私もチラ見したが、時間が気になり、すぐ駅に戻る。

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ダラット駅に着くと、またキャリーバッグを転がして、中心部のスアンフーン湖畔に戻る。

昼過ぎの時間だったので、ローカルフードランチ、ネムヌンを食べる事にした。

揚げ春巻きのようだ。

今朝チェックアウトしたホテル近くに、おすすめ店があるという。

Google MAPで探して行って見ると、THE LOCAL食堂。

 

ローカルフードが食べたいと、口コミ頼りに行くのだが、THE  LOCAL過ぎて引き返す事が何回もある私。

と言うのもやはり、お腹が心配だからである。

バリ、そしてベトナムでも、お腹が壊れた事がある。

 

ああ、、ワンチャンがテーブルの上に乗っている。。

昨日のラベンダーガーデンのお洒落テラス温室レストランでも、小さな子どもが土足でテーブルの上に立っていて、親が側でニコニコしている姿を見たなぁ。。

非難はしたくないけど。。

 

でも今日はダラット最終日。夜まで時間もあるし、疲れてお腹も空いている。

店員さんも、観光客慣れしていないのは態度で分かる。

「外国人がなぜウチヘ?」と言った感じだが、とりあえず、welcomeはしてくれる。

他のお客と同じく、ビールとネムヌンを注文。

 

春巻きの皮で巻かれた肉の揚げ物。

さらに、生春巻きの皮。

生の葉っぱが大皿いっぱい。

ビールジョッキに氷が入っている。。

 

もしや、この店で生野菜と氷は、お腹にはヤバいのではないか。。

そして、ダブル春巻きは炭水化物祭り。。

ネガティブな思いが湧き上がってしまう。。

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氷をジョッキからつまみ出し、ビールを注ぐ。

チマチマと、揚げ物をつまんでいたら、親切な店員の若い女性が、新たにライスペーパーを持って登場。

ライスペーパーに葉っぱ、その上に揚げ物を乗せてクルクル巻いてタレをつけて、渡してくれた。

「こうやって食べて」と言っている。

ローカルフードを食べたいと来たのだから、ごもっとも。

心配を投げ捨て、覚悟を決めた。

 

もちろん美味しい。満腹で店を出る。

確か50kvnd位で、LOCAL価格。

観光客相手の店との価格落差がすごい。

普段も、職場の日本の人たちと行く店は、モーニングでもランチでも100kvnd超が当たり前。

夜飲みに行けば、1500kvndが飛んで行く。

確かにお腹を壊す心配もなく、日本にいる感覚で行ける店ばかり。

犬はテーブルに乗っていないし(笑)

 

冒険だったが、やりたい事リスト、1つクリア。

14時を回り、午後の陽射しになっていた。

近くに教会があるらしいので、行って見る。

静かで、雰囲気もいい。

木陰もあるので、しばし休憩。

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バスは20時発だから、19時には、grab taxiを呼ぼう。

後は、17時からのナイトマーケットを覗いて、ダラットピザを食べたい。

 

教会で休憩の後は、スーパーマーケットビッグC(地図やレシートにはGo dalat

)でお土産探し。

キャリーバッグ転がしにも疲れて、近くとは言え坂を下りてナイトマーケットまで歩いて行くのも、面倒に感じていた。

 

grabデリバリーで、買ってきてくれないかな、ダラットピザ。

と探してみるが、それらしきものも引っかからず。

もう、Go DALATのファーストフードでも、ビールだけでもいいわ。。

ローカルフードは、鍋もバインミーシューマイも、バインカンも、ネムヌンも食べたし。

イチゴもスパークリングワインも。と、スーパーマーケットの入り口に面した公園で座って休憩。

そろそろ17時過ぎだし、ナイトマーケットが始まる時間。

 

突然、七輪や食材を分担して持った家族のような一行が現れ、私の目の前を通り過ぎて、公園、そして湖に向かって下りて行く。

ダラットピザ屋さんだと、ピンときた。

え、どこで営業するのかな。

 

ニオイが漂って来ないかと、何度か確かめ、キャリーバッグは、木陰に置いて、公園まで下りてみる。

すると、いたいた!

湖まで行かなくても、スーパーマーケットの周りの公園で、ついに念願のダラットピザの屋台発見。

1please!と、焼いてもらう。20kvnd

手際良くクレープの様に折りたたみ、紙に包んでくれる。

やった。

最後の最後で、食べたかったダラットピザを缶ビールと食す。

香ばしい。

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時間も丁度良い。

18時半を回ったところで、grab taxiを呼び、キャリーバッグと共に、ダラットのFUTABUSステーションへ。

カントーへ向かう。

大きな待合室がある、バスステーション。

日本で言うところの、バスタ新宿といった感じ。

ヴェトナムでは、電車があまり普及していないが、その代わり長距離バスが普及しているらしい。

飛行機に比べると料金も手頃な上、バスも新しく、足が延ばせるロングシートなので、長距離も快適。

まさに庶民の足で、ここには外国人はほとんどいないように見えるが、それでも窓口には英語対応できる人が必ずいる。

メコンデルタのカントーまでは、夜行バスで10時間ほど。寝ながら行けて、早朝には着くのもいい。

旅行サイト経由でも宿代より、飛行機代より安い、3800円程。

FUTAバス直接購入だと、もっと安い。

LLC飛行機だと約45分、7000円弱なので、安いと取るか高いと取るかは状況次第だが、今回はローカルバス経験もでき、車中泊で宿も要らず、カントーでは到着後早朝から時間を使える、と良いこと尽くし。

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時刻表が画面に表示され、バスのナンバープレートもチケットに印字されているので、安心して待つ事ができた。

バスが到着したので、チケットをスタッフに見せ、キャリーバッグをバスのお腹に預けて乗り込む。

2段寝台式で、チケット通り上の席へよじ登る。

ドミトリーのベッドのようでカーテンで守られ、シートもキレイだし、水のペットボトルとお手拭きがサービスで付いてくる。コレは長距離も快適。

直ぐ横になる。

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